事故物件に住む場合ついて
事故物件に住む場合のご注意点
事故物件に住む場合、どんなことを気にして、どんなことに気を付けなければいけないでしょうか。
事故物件に住む場合の、注意点、留意点などをまとめてみます。
「物理的瑕疵」のある物件について。
ここで気にするところは、雨漏りがあったかどうか、傾きがあるかどうか、過去に床上浸水があったかどうか、
建物は腐ってないか、給排水管(水道)の故障はないか、などを気にします。
不具合がある場合、契約内容にもよりますが、自分自身で直さなければならない事もありますので注意が必要です。
雨漏りなど、不具合があった場合、現在どのように対処しているか?
直っていれば問題ありませんが、直していない場合、住むこと自体はできるかどうか?
そしていつ不具合(故障)があって、いつ直したか、直してからは問題がないか、
これを確認しなければなりません。
床上浸水に関しては、近くに川があったりした場合、集中豪雨などで水かさが増し、道路へ溢れ、
そのまま溢れて自宅に侵入してきます。
これは直しようがないと思いますが…。
再度集中豪雨が来た場合は、浸水する可能性があることを承諾して住むしかありません。
このように「物理的瑕疵」のある場合は、現状を把握したうえで、住むことをおすすめします。
※基本、物理的瑕疵物件は、事故物件には属さないケースが殆どです。
「心理的瑕疵」のある事故物件について。
これに関しては、やはり気にする気にしないの問題になりますが…。
あえて取り上げますと、どういった内容の事故(事件)かを詳しく聞くことが重要ですね。
取り扱っている不動産業者に詳しく聞くことができます。
寿命や病死などであれば、そこまで気にしなくても大丈夫だと思います。
しかし、これが一家心中や、家族間での殺し合い、自殺、強盗殺人、放火、など、
事件性になって亡くなっていると、少し考える必要もあります。
実際に、自殺物件に住んで、新たに住んだ人も自殺したというケースもあります。
テレビやネットでも目にすることも多くあります。
最近は「自分は気にしないから大丈夫」とあまり気にしない方も実際には増えてきています。
私は霊感があまり無いので気にしない側ですが、
気になる方のケースでは、
1、契約前に事故状況を不動産屋に聞く
2、事故状況の内容をよく検討する
3、室内及び室外での事故の場合に御祈祷・お祓いをしたりを検討する。
以上を考えましょう。
何か霊などが出てくる前提になっていますが…
もちろん何もなく平和に過ごすこともできます。
しかし、何かあってからでは遅いので、せめて過去に何があったか?くらいは調べておきましょう。
以上、事故物件に住む場合のお話しです。
事故物件専門家 大熊

お困り不動産解決本舗ハッピープランニング(株)代表の大熊です。不動産・建築業界勤務歴が丸25年になりました。仲介から建売、内装業や売買を経験してきたからこそわかる!事故物件や様々な訳あり物件をお持ちでお困りの方への情報を発信しております。保有資格:宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、任意売却エージェント。

