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物件内で孤独死が起きた時の、想像を絶する臭いとは
人間の身体が腐敗した時に発生する「死臭」は、あまり日常生活で体験できる物ではありませんが、その臭いは想像を絶する程凄まじく、非常に強力です。
一度付くとなかなか落ちない厄介な死臭が、もし物件内で発生してしまった時のために、必要な対策を把握しておきましょう。
亡くなった人の身体は死臭が発生する
人も動物と同じように、死んで生命活動が停止すると、その身体は徐々に腐敗して行きます。
この時発生する臭いを「死臭」と呼び、嗅ぎ慣れていない人にとっては、その空間にいるのも耐え難い程と言われています。
通常、家族に看取られて病院や家で亡くなった人の身体は、丁重に処理され、数日のうちに火葬、あるいは土葬されますので、腐敗して死臭が発生する事はありません。
しかし、一人暮らしで誰にも気づかれずに孤独死してしまうと、遺体の発見が遅れて腐敗してしまう事があります。
冬場であれば、数日間発見が遅れてもやや鼻を突く臭いで済む事もありますが、夏場の腐敗の進行速度は冬場の比ではなく、亡くなって2,3日後でも、強力な臭いとなってしまう事があります。
死臭が発生する事の恐ろしさ
調理時の臭いや、タバコの臭い、通常生活している時に感じる体臭などと異なり、死臭は一度付くとそう簡単に除去する事ができません。
遺体処理を専門に行なう特殊清掃業者でも、部屋中に染み付いた死臭を落とすために、専用の機器を使って約2日間作業を行なう必要があります。
また、強い死臭が発生している段階のご遺体は、体液なども床や壁に染み込んでいる恐れがあります。
この体液も死臭の発生源ですので、床や壁に染みこんでしまった場合は、リフォームで貼り替えなくてはなりません。
つまり、死臭が発生するという事は、不快な臭いが充満しているだけでなく、室内の大がかりなリフォームも必要な状態になっているのです。
死臭が除去できたか、日を空けて確認を
人間は、同じ臭いをかぎ続けると嗅覚が麻痺してしまいます。そのため、長年過ごした自分の部屋の臭いや、自分自身の体臭などは、ほとんど感じる事ができません。
これは、良い臭いでも悪い臭いでも同様です。例えば、同じ香水を常に大量に使い続けていると、少量では臭いを感じる事ができなくなり、周囲の人が迷惑に感じるレベルまで吹き付けてしまう事があります。
死臭も同様に、初めて嗅いだ直後は耐え難い臭いでも、何日も嗅ぎ続けると微量ではわかりづらくなってしまい、特殊清掃の後にはほとんど感じなくなっている事があります。
ですので、もし死臭が発生してしまった部屋を再度販売するのであれば、死臭発生後、一度もその部屋を訪れた事がない人に立ち会ってもらい、不快な臭いが残っていないかどうかを確認してもらうと良いでしょう。
そうしなければ、新たに入居する人が死臭を感じてしまい、せっかく内覧まで至ったチャンスを無駄にしてしまう事になります。
もちろん、入居希望社には、極力内覧の前に過去に遺体処理を行った事や、数日間死臭が発生していた事なども、あらかじめ伝えておいた方が良いでしょう。
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